ニュースレター

Vol 27(2024年度)

27-2


【巻頭言】 
高田 秀重(東京農工大学 農学部 )

【研究最前線】 
「化学物質の運び屋としてのマイクロプラスチック」
山原 慎之助(熊本大学大学院自然科学教育部)

「別府湾海底に堆積するマイクロプラスチック–75年間の変遷–」
日向 博文(愛媛大学大学院理工学研究科 教授)

「マイクロおよびナノプラスチック大気汚染の健康・環境リスク」
 大河内 博(早稲田大学 理工学術院)

「マイクロプラスチックの生態影響に関する考察」
鑪迫 典久 (愛媛大学農学部生物環境学科)

「マイクロ・ナノプラスチックの体内動態・毒性メカニズムの解明
と野生動物におけるモニタリングの重要性」
徳長 ゆり香 (北海道大学大学院 獣医学院 毒性学教室 博士課程2年)

「プラスチックを介した化学物質の生物濃縮に関する研究」
水川 薫子 (東京農工大学 農学部)

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27-1


「内分泌撹乱物質とバイオインフォマティクス」

岩田 久人(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)

【巻頭言】
岩田 久人(愛媛大学 沿岸環境科学研究センター)

【研究最前線】 
「バイオインフォマティクスによる化学物質の影響の新たな理解」
飯田 緑(九州工業大学大学院 情報工学研究院 物理情報工学研究系)

「化学分析・毒性影響解析のための化合物データベース」
江口 哲史(千葉大学予防医学センター)

「環境汚染物質によるアザラシ エストロゲン受容体のin vitro転写活性化能を予測するin silico解析」
 岩田 久人(愛媛大学 沿岸環境科学研究センター)

「深層学習によるタンパク質構造予測が拓く環境毒性学研究」
武田 一貴 (北里大学獣医学部毒性学研究室)

「ゲノム情報から探る“解毒“酵素の進化と種差」
近藤 充希 (国立環境研究所 生物多様性領域 生態リスク評価・対策研究室)

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Vol 26(2023年度)

26-3&4


【巻頭言】
征矢野 清(長崎大学 海洋未来イノベーション機構 環 東シナ海環境資源研究センター)

【研究最前線】 
「環境医薬品の薬としての特性に着目した環境モニタリング」
中田 典秀 (神奈川大学化学生命学部応用化学科)

「環境医薬品の水生生物への薬理活性」
井原 賢 (高知大学 農林海洋科学部)

「環境医薬品に応答する遺伝子」
宮川 信一(東京理科大学 先進工学部生命システム工学科) 

「抗うつ薬および抗精神病薬のメダカへの行動影響」
長江 真樹 (長崎大学大学院 水産・環境科学総合研究科)

「環境医薬品の魚類の行動に及ぼす影響~アユを用いた曝露試験~」
莚平 裕次1・征矢野 清2
1高知大学農林海洋科学部 2長崎大学海洋未来イノベーション機構環東シナ海環境資源研究センター


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26-2


第25回環境ホルモン学会研究発表会号
【巻頭言】
宮崎 航(弘前大学大学院  保健学研究科)

【研究最前線】 
「Human biomonitoringの必要性」
姫野 誠一郎(昭和大学薬学部)

「リピドミクスを応用したアレルギー性疾患の病態解明と診断・治療への応用」
村田 幸久 (東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医薬理学研究室・放射線動物科学研究室・食と動物のシステム科学研究室)

「大規模血液メタボロミクスによる健康評価・疾患会席への取り組み」
北 芳博(東京大学大学院医学系研究科 ライフサイエンス研究機器支援室) 

「バイオモニタリングにおける化学分析」
上山 純  (名古屋大学大学院医学系研究科総合保健学)

 「発達神経毒性に関わるOECD試験法ガイドライン改定の道筋と課題」
小島 肇夫 (1国立医薬品食品衛生研究所 食品添加物部、2国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 安全性予測評価 部、3一般財団法人食品薬品安全センター 秦野研究所)


【森田賞受賞】
「カドミウム曝露細胞由来細胞外小胞の骨系細胞における影響評価」
櫻木 青  (弘前大学大学院 保健学研究科)

「In vivo and in silico assessments of estrogenic potencies of zearalenone and its metabolites using zebrafish (Danio rerio)」
Ahmed Rehab1,2, Yoshitaka Tachibana1, Masashi Hirano3, Yusuke K. Kawai1, and Akira Kubota1
(1Department of Veterinary Medicine, Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine 2Department of Poultry Diseases, Aswan University 3Department of Food and Life Sciences, School of Agriculture, Tokai University)

 

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26-1


【巻頭言】
鯉淵 典之(群馬大学大学院医学系研究科 応用生理学教授)

【研究最前線】 
「PFASのリスク評価の現状と課題」
広瀬 明彦 (一般社団法人化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所)

「PFASのバイオモニタリングと疫学の状況」
原田 浩二(京都大学医学研究科) 藤井 由紀子(第一薬科大学)

「なぜヒトの長鎖ペルフルオロアルキル化合物の半減期は長いのか?」
工藤 なをみ(城塞大学薬学部衛星化学研究室) 

「PFASと発達神経毒性」
藤原 悠基 (群馬大学大学院医学系研究科応用理学)

 

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Vol 25(2022年度)

25-4


特別号

【巻頭言】
「農薬のリスク評価の諸問題」
木村-黒田 純子(環境脳神経科学情報センター)

【研究最前線】 
「最新の科学的知見”を疎んじる日本の残留農薬リスク評価について」
遠山 千春 (東京大学 名誉教授, 健康環境科学技術 国際コンサルティング(HESTIC)主幹)

「食品に潜む農薬の安全性とリスク評価:「無毒性量」という基準の脆弱性と最近の科学的知見」
星 信彦(神戸大学大学院農学研究科 教授)

「複数の化学物質が中枢神経系に及ぼす複合リスク評価」
平野 哲史(富山大学 学術研究部 薬学・和漢系 助教) 

「米作が盛んな地域における水道水中ネオニコチノイド濃度」
山室 真澄 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)

「欠陥のある農薬再評価 ―農薬企業が収集・選択する公表文献―」
木村-黒田 純子 (環境脳神経科学情報センター) 

 

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25-3


【巻頭言】
「内分泌撹乱物質学会」会長としての抱負と自己紹介-EDC研究の面白さ-
鯉淵 典之(群馬大学大学院医学系研究科 応用生理学分野)

【研究最前線】 
「シグナル毒性」と「低用量」
菅野 純 (国立医薬品食品衛生研究所・安全性生物試験研究センター・毒性部 客員研究員・名誉職員
国立大学法人 筑波大学医学部医療系・客員教授 公益法人 日産厚生会玉川病院・病理診断科・部長)

鑪迫 典久(国立大学法人愛媛大学大学院 農学研究科生物環境学専攻環境保全学コース)
「学会副会長として」 戸髙 恵美子(千葉大学予防医学センター)


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25-1&2


24回環境ホルモン学会研究発表会(環境化学物質3学会合同大会) 特別版 巻頭言 長崎大学 環東シナウイ環境資源研究センター 征矢野 清 研究最前線 『初の環境化学物質3学会合同大会の経験と次回合同大会に向けて』 弘前大学大学院 保健学研究科 宮崎 航 『神経毒性のAOPにおける共通 Key Event を指標とした農薬類の複合影響評価』 富山大学 薬学・和漢系 平野 哲史

『アユにおける環境エストロジェンの影響評価と今後の展望』 長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科 小田 紗帆

『初めての学会参加で得られた経験』
長崎大学大学院 水産・環境科学総合研究科 修士2年 木本 光海

『心躍る学会体験記』
東北大学大学院農学研究科博士後期課程2年 佐々木 貴煕

『有機リン系難燃剤 リン酸トリス(2–クロロ–1–メチルエチル)(TCIPP)
曝露によるニワトリ初期胚の発生毒性評価』
愛媛大学沿岸環境科学研究センター(CMES)環境毒性学研究室 千種 佳織

『様々な視点から環境を慮る研究に囲まれて』
東京理科大学大学院 先進工学研究科 生命システム工学専攻 本多 希久子

『抗うつ薬および抗精神病薬のメダカ繁殖機能への影響』
長崎大学 水産・環境科学総合研究科 環境科学専攻 松田 莉奈

『「カネミ油症」と継世代エピジェネティック遺伝(TEI)について』
環境エピジェネティクス研究所
澁谷 徹・堀谷 幸治


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Vol 24(2021年度)

24-4

【巻頭言】
環境ホルモン学会を開催して、今後への期待など
野見山 桂(愛媛大学 沿岸環境科学研究センター)

【研究最前線】
- 第23回研究発表会 森田賞受賞:

「カエルに対するネオニコチノイド系殺虫剤クロチアニジンの毒性評価」
西部 詞哉(北海道大学 獣医学部 毒性学教室)

「ゼブラフィッシュを用いたネオニコチノイド系農薬の体内動態と発達神経毒性の解明」
池本 秀樹(帯広畜産大学獣医学研究部門)

第23回研究発表会 シンポジウム趣旨および概要:

「新興環境汚染物質シンポジウム」の開催趣旨と概要説明
宮崎 航(弘前大学大学院 保健学研究科生体検査科学領域)

「フェニルピラゾール系殺虫剤フィプロニルとその分解物の環境リスク評価」
内田 雅也(有明工業高等専門学校創造工学科)

「天然由来ハロゲン系有機化合物の曝露実態の解明と新規化合物の探索」
 藤井 由希子(第一薬科大学薬学部 健康・環境衛生学講座 分析化学分野)

「不飽和カルボニル化合物の毒性メカニズムと生理作用の解明」
東 恒仁(北海道大学大学院 医学研究院 細胞薬理学教室)

「鉄イオン依存性細胞死フェロトーシスの作用機序について」
藤木 恒太(東京女子医科大学医学部衛生学公衆衛生学講座)

「有機フッ素化合物に関する研究の最前線」の開催趣旨と概要説明
石橋 弘志(愛媛大学大学院農学研究科)

「有機フッ素化合物PFASの汚染源を探して」
原田 浩二(京都大学医学研究科)

「沖縄の有機フッ素化合物(PFAS)汚染の現状」
河村 雅美(The Informed-Public Project 代表 )

「有機フッ素化合物の生体毒性-メダカ胚発生に与える影響」
冨永 伸明(有明工業高等専門学校創造工学科)

「次世代型有機フッ素化合物のペルオキシソーム増殖剤応答性受容体結合予測」
林 太嘉(愛媛大学大学院農学研究科)


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24-3

【巻頭言】
池中 良徳(北海道大学大学院獣医学研究院付属動物病院トランスレーショなるリサーチ推進室)

【研究最前線】
- 第23回研究発表会 森田賞受賞:

「生活関連化学物質(PPCPs)の汽水域魚類への移行・残留性と脳移行」
須藤菜穂(愛媛大学 沿岸環境科学研究センター)

“Mechanistic investigation of developmental cardiovascular toxicity caused by organophosphate triesters and their metabolites in zebrafish embryos”
Jae Seung Lee(Department of Veterinary Medicine, Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine)

第23回研究発表会 シンポジウム趣旨および概要:

「北海道における毒性学研究」および 「受容体原性毒性に関する研究の最前線」の趣旨および概要説明」
久保田 彰(帯広畜産大学獣医学研究部門)

シンポジウム 「北海道における毒性学研究」:

「プラスチック添加剤・ベンゾトリアゾール系UV吸収剤による 内分泌系及び免疫系のかく乱作用」
小島 弘幸(北海道医療大学薬学部・衛生薬学講座)

「胎児期の環境化学物質曝露による出生時の性ホルモンかく乱作用: 環境と子どもの健康に関する北海道スタディ」
 池田(荒木)敦子(北海道大学大学院保健科学研究院、北海道大学環境健康科学研究教育センター、WHO Collabora:ng Centre for Environmental Health and Preven:on of Chemical Hazards)

「Sulfate-sulfatase経路を介した硫酸化代謝物の胎盤毒性」
 藤木 純平(酪農学園大学 獣医学類 獣医生化学ユニット)

「近年の野生鳥類における鉛中毒」
小笠原浩平(株式会社猛禽類医学研究所)

シンポジウム 「受容体原性毒性に関する研究の最前線」

「核内受容体PXRと肝細胞増殖・肝発がん」
吉成 浩一(静岡県立大学薬学部)

「ダイオキシン類の多彩なエストロゲンシグナルかく乱作用 ~レポーターマウスを用いた全身影響の評価~」
石田 慶士(岐阜薬科大学)

「ダイオキシンによる心血管毒性: ゼブラフィッシュ胚稚魚をモデルとして」
寺岡 宏樹(酪農学園大学獣医学群)

“Evalua0on of Baikal seal estrogen receptor transac0va0on potency by environmental contaminants using in vitro and in silico approaches”
Hoa Thanh Nguyen(Center for Marine Environmental Studies (CMES), Ehime University)


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24-2

【巻頭言】
石塚 真由美(北海道大学 獣医学研究院毒性学教室)
【学会概要】
「第23回環境ホルモン学会研究発表会」 
池中 良徳(北海道大学大学院獣医学研究院付属動物病院トランスレーショなるリサーチ推進室)
【研究最前線】
「第23回環境ホルモン学会研究発表会基調講演のまとめ」
三品 裕司 (ミシガン大学歯学部)
「若手の会企画「多変量データ解析の基礎から応用、最前線」/ 質量分析計を用いた低分析化合物測定データの解析アプローチ」
江口 哲史 (千葉大学予防医学センター)

「統計的因果推論の考え方:環境科学への適用を念頭に」
林 岳彦 (国立環境研究所社会システム領域 経済・政策研究室)

「ネットワーク生物学で紐解く化学物質と生体の関係性」
飯田 緑(九州工業大学 大学院情報工学研究院 生命化学情報工学研究系)
「ゲノムデータベースを利用した脊椎動物がもつグルクロン酸抱合遺伝子の進化解析」
 川合佑典 (帯広畜産大学 獣医学研究部門 基礎獣医学分野 毒性学研究室)


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24-1

【巻頭言】
征矢野 潔(長崎大学 環東シナ海環境資源研究センター)

【研究最前線】
特集:環境医薬品の生物影響に関する研究について

「PPCPsの薬理活性に注目した水環境モニタリング」 
中田 典秀(京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター)

「In vitroアッセイによる医薬品の生物影響評価」
井原 賢(京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター)

「環境医薬品の標的となる魚類のモノアミントランスポーターとGPCR遺伝子」
宮奥 香理、宮川 信一(東京理科大学先進工学部生命システム工学科)

「抗うつ薬および抗精神病薬がメダカの行動に及ぼす影響について」
長江 真樹(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科)

「抗うつ薬のミルタザピンがアユに及ぼす影響について」
莚平 裕次
(長崎大学海洋未来イノベーション機構環東シナ海環境資源研究センター)

書評:「COUNT DOWN」 Shanna H. Swan and Stacey Colino
高杉 暹 (元横浜市立大学・学長)


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Vol 23(2020年度)

23-3

【巻頭言】
石塚 真由美(北海道大学大学院獣医学研究院)

【研究最前線】
「医薬品原料のエストロゲン様作用」 
石橋 弘志(愛媛大学大学院農学研究科)

「新興農薬の毒性と安全性」
池中 良徳(北海道大学大学院獣医学研究院)

「生活用品による健康被害と対策」
河上 強志(国立医薬品食品衛生研究所)

「健康影響指標としてのメンタル・スキーマの重要性」
掛山 正心(早稲田大学人間科学学術院)

「妊娠期の化学物資曝露が孫世代の健康に影響を及ぼすメカニズムを追って」
野原 恵子(国立環境研究所環境リスク・健康研究センター)

*****
〇レジ袋の
「レジ袋の有料化・プラスチィックの環境問題についてのアンケート結果について」
鯉淵 典之(群馬大学大学院医学系研究科)


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23-2

【巻頭言】
有薗 幸司(熊本大学 薬学教育部)

【研究最前線】
「レジルシノールの甲状腺系への内分泌かく乱作用」 
井口 泰泉(横浜市立大学)

「小笠原諸島を対象とした殺鼠剤の非標的動物種における感受性予測に向けて」
中山 翔太(北海道大学大学院獣医学研究院)

「マイクロプラスティックの生態影響について」
鑪迫 典久(愛媛大学大学院農学研究科生物環境学専攻環境保全学コース)

「妊娠中の母体血中マンガン濃度と新生児の出生体重との関係」
山本 緑(千葉大学予防医学センター)

「男女共同参画学協会連絡会からパブコメのお願い」
戸髙 恵美子(千葉大学予防医学センター)


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23-1

【巻頭言】
有薗 幸司(熊本大学 薬学教育部)

【研究最前線】
「Healthy Environment and Endocrine Disruptor Strategies(HEEDs) Eldersの代表であるJerrold J. Heindel博士から日本環境ホルモン学会へのレター」 
井口 泰泉(横浜市立大学)

「食の安全が保証されない現行の残留農薬の健康リスク評価」
遠山 千春(健康環境科学技術 国際コンサルティング主幹 東京大学名誉教授)

「生活環境の見直しと疾患罹患リスク削減」
有薗 幸司(熊本大学薬学教育部 特任教授)


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Vol 22(2019年度)

22-4

【巻頭言】
岩田 久人(愛媛大学環境科学研究センター)

【研究最前線】
「機械学習を使った出生コホート調査データ解析の試み」
江口 哲史(千葉大学予防医学)

「ネオニコチノイドによる水界生態系への間接影響」
山室 真澄(東京大学大学院新領域創成科学研究科)

「発達期ゼブラフィッシュにおけるリン酸エステル系難燃剤の代謝物の発生毒性」
久保田 彰(帯広畜産大学獣医学研究部門) 若手の会シンポジウム

「中枢神経系への影響評価のための学際的な取り組みについて」報告
野見山 桂(愛媛大学沿岸環境科学研究センター) 宮崎 航(弘前大学大学院 保健学研究科)

「Ex-ovoニワトリ胚におけるリン酸トリス(2-クロロエチル)(TCEP)の心血管毒性評価」
神田 宗欣(愛媛大学沿岸環境科学研究センター) 他

「低用量クロチアニジンによる情動変容への加齢の影響評価」
宮田 結佳(神戸大学大学院農学研究科応用動物学講座動物分子携帯学分野)他

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22-3

【巻頭言】
3rdChemical Hazard Symposium & 第3回環境化学会北海道東北地区部会in札幌の開催報告
池中 良徳(北海道大学)

【研究最前線】
「Sublethal Effects of Neonicotinoid to the Larvae of Honey Bee」
En-Cheng Yang (National Taiwan University)

「胎児期メチル水銀博徒と小児の発達:東北コホート調査の結果より」
仲井 邦彦 (東北大学)

「希少猛禽類保護の現場から考えること」
小笠原 浩平(株式会社猛禽類医学研究所)

「北海道PCB廃棄物処理事業について」
松本 修(中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO))

「Environmental Chemistry towards Global Chemicals Management in 2030」
Noriyuki Suzuk(National Institute for Environmental Studies)

「第2回研究発表会開催報告」
岩田 久人(愛媛大学)

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22-2

【巻頭言】
「水環境中における「医薬品及びパーソネルケア製品(PPCPs)」に関する最近の動向について」
川嶋 之雄(日本エヌ・ユー・エス)

【研究最前線】
「PPCPs問題の発端と現状」
井口泰泉(横浜市立大学大学院・生命ナノシステム科学研究科)

「PPCPsの水生生物への影響:神経系薬を中心に」
井原賢 (京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター)

「PPCPsのリスク評価」
山本 裕史(国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター)

「水環境中における医薬品及びパーソナルケア製品(PPCPs)に関する
最近の動向について」
西村哲治(帝京平成大学薬学部)

「妊馬由来ホルモンの内分泌かく乱作用」
有薗幸司(熊本県立大学環境共生学部

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22-1

【巻頭言】
「令和時代の内分泌かく乱を取り巻く諸問題」曽根 秀子(横浜薬科大学)

【研究最前線】
「内分泌撹乱物質から薬ができるかも知れない -新規な創薬シードと期待される三環系ビスフェノール-」
松島 綾美(九州大学大学院理学研究科化学部門)
「水系環境中に存在する核内受容体作動性ハザードの生態影響」
中西 剛(岐阜薬科大学)
「ビスフェノールの免疫かく乱作用 〜アレルギーへの影響を中心に〜」
小池 英子(国立環境研究所 環境理数・健康研究センター)
「複合曝露評価の新たなアプロ—チ」
青木 康展(国立環境研究所)
「エストロゲン様物質の長期曝露や複合曝露の影響評価:動物実験を中心に」
渡辺 元(東京農工大学大学院 農学研究員 動物生命科学部門)

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Vol 21(2018年度)

21-4

【巻頭言】
「環境ホルモン研究に新たな展開を」吉永 淳(東洋大学)

【研究最前線】
「内分泌かく乱物質と持続可能性」渡辺 知保(国立環境研究所)
「水田における育苗箱施用殺虫剤がアキアカネの激減に与えた因果的影響のレビュー」
中西 康介(国立環境研究所環境リスク・健康研究センター)
「無毒性量のネオニコチノイド系農薬曝露による行動影響の性差」
久保静花(神戸大学大学院農学研究科応用動物学講座)
「ミジンコJH受容体を用いたin vitroにおける幼若ホルモン活性検出法の確立」
田中 雄大(宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター)
「ヒトおよびメダカのトランスポーターを用いたin vitroアッセイによる下水処理水中の抗うつ薬の薬理活性の検出」
加藤 大典(京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター)
「米国環境保護庁の内分泌かく乱化学物質スクリーニングプログラムの概要と進捗」
川嶋 之雄(日本エヌ・ユー・エス株式会社)

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21-3

【巻頭言】
「国内外の学会や政府機関などにおける内分泌かく乱化学物質問題に対する取り組み」
鯉淵 典之(群馬大学)

【研究最前線】
「内分泌かく乱化学物質問題に関連した日本毒性学会の動向」
菅野 純(独立行政法人労働者健康安全機構 日本バイオアッセイ研究センター)
”OEDC Science to Action:A Perspective from the Endocrine Society"
Joseph M. Laakso (Director, Science Policy, Endocrine Society)
「OECDの動向について」
小野 敦(岡山大学 医歯薬学総合研究科)
「環境賞EXTEND2016における化学物質の内分泌かく乱作用に関連する報告の信頼性評価について」
川嶋 之雄(日本エヌ・ユー・エス株式会社)

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21-2

【巻頭言】
野見山 桂(愛媛大学 沿岸環境科学研究センター)

【研究最前線】
「環境化学物質の代謝活性化と甲状腺ホルモンへの影響 」
野見山 桂(愛媛大学 沿岸環境科学研究センター)
「子宮卵管造影のヨウ素による甲状腺機能への影響」
三輪 照未(山口県立総合医療センター 産婦人科) 
「Polychlorinated biphenylsによる血中甲状腺ホルモン濃度低下作用機構の解明:動物種差」
加藤 善久(徳島文理大学香川薬学部)
「イソフラボン類による甲状腺ホルモン系の修飾作用」
宮崎 航(群馬大学大学院医学系研究科 応用生理学分野)
「アミオダロン血中濃度と甲状腺機能異常との関係」
髙田 充隆(近畿大学薬学部臨床薬剤情報学分野)
「ヨウ素摂取過剰は問題になるのか?」
天野 出月(群馬大学大学院医学系研究科 応用生理学分野)

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21-1

【巻頭言】
戸髙 恵美子(千葉大学)

【研究最前線】
「ラットにおけるビスフェノール類の代謝動態の解明」
家子 貴裕(酪農学園大学獣医生化学)
「イヌ・アザラシ・マウスのエストロゲン受容体転写活性化能の種差を規定する分子機序」
芳之内 結加(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
「新生雌ラットへのダイゼイン経口投与がその後の生殖機能の発達に及ぼす影響」
大島 実和(麻布大学獣医学部比較毒性学研究室)
「発達期ネオニコチノイド系農薬摂取とドーパミン神経系のかく乱を伴う多動」
米田 直起(神戸大学大学院農学研究科応用動物学講座)
「ビスフェノールAに関するレギュラトリーサイエンスの動向」
曽根 秀子(横浜薬科大学)

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Vol 20(2017年度)

20-4

【巻頭言】
「環境問題を未来(次世代)に先送りしてはならない」
星 信彦 (神戸大学)

【研究最前線】
「シグナルかく乱」による「シグナル毒性」
菅野 純 (独立行政法人労働者健康安全機構、日本バイオアッセイ研究センター)
「環境と生命~環境汚染問題、今、何が一番問題か?」
星 信彦 (神戸大学大学院農学研究科応用動物学講座)
「兵庫県環境創造型農業の推進~コウノトリが教えてくれたもの~」
西村 いつき (兵庫県農政環境部農林水産局農業改良課、兵庫県立大学院地域資源マネジメント研究科)
「農薬を使用しなくてもよい農法~」有機農業や有機JAS企画から~」
中塚 華奈 (大阪商業大学経済学部)
「ハチだけの仕事」と循環支援農法」
上垣 敏明 (麦畑事前農場)
「農業からみる持続性科学の構築」
池上 甲一 (近畿大学農学部)
「ネオニコチノイド系農薬が哺乳類の脳神経系に及ぼす影響とその作用点」
平野 哲史 (富山大学研究推進機構 分子・構造解析施設)
「内分泌かく乱化学物質とエピジェネティックス」
大塚 まき、五十嵐 勝秀 (星薬科大学先端生命科学研究所 先端生命科学研究センター)
「エストロゲン受容体結合を模倣した活性選択的分子鋳型の開発と機器分析への活用」
中島 大介、柳下 真由子、中山 祥嗣(国立環境研究所)
久保 拓也 (京都大学)

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20-3

【巻頭言】
高田 秀重(東京農工大学)

【研究最前線】
「マイクロプラスチック汚染のトレンドと影響検知」
高田 秀重(東京農工大学農学部環境資源科学科)
「マイクロプラスチックに含まれる化学物質」
田中 周平、鍋谷 佳希、雪岡 聖、鈴木 裕識(京都大学大学院 地球環境学堂)
「高次栄養段階生物への化学物質の感受性の種差」
石塚 真由美、中山 翔太、水川 葉月、池中 良徳(北海道大学・大学院獣医学研究院・毒性学教室)
「マイクロプラスチックの水生生物への影響」
大嶋 雄治(九州大学農学研究院)
「国際研究教育プログラムを通じたマイクロプラスチック汚染の影響評価」
仲岡 雅裕(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所)

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20-2

【巻頭言】
岩田 久人(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)

【研究最前線】
「Auto-induction mechanism of aryl hydrocarbon receptor 2(AHR2) gene by AHR1 and AHR2 in the red seabream」
Su-Min Bak(Dept. Life and Nanopharmaceutical Science, Kyung Hee University, Korea / Center for Marine Environmental Studies(CMES), Ehime University, Japan
「ゼブラフィッシュにおけるダイオキシン発生毒性」
寺岡 宏樹(酪農学園大学獣医学群)
「鳥類AHR1遺伝子型とダイオキシン感受性・生態要因の関係」
Hwang Ji-Hee(Dept. Life of Nanopharmaceutical Science and Dept. Biology, Kyung Hee University, Korea )
「AhRの内因性リガンドと外因性リガンド」
松田 知成(京都大学工学研究科)
「M2型ピルビン酸キナーゼによる増殖細胞特異的なAhRの機能制御」
松田 俊(富士フイルム株式会社(元 京都大学大学院工学研究科)
「脳発達におけるAhRの役割とダイオキシン発達神経毒性」
掛山 正心(早稲田大学人間科学学術院)

 PDF(1.7MB)   PDF 低画質(1.2MB)

20-1

【巻頭言】
宮崎 航(群馬大学医学部)

【研究最前線】
「哺乳類に残留する有機ハロゲン代謝物の脳移行とリスク評価への試み」
野見山 桂(愛媛大学沿岸環境科学研究センター 化学汚染・毒性解析部門)
「X染色体不活性化を中心とした胎生期化学物質曝露の影響」
熊本 隆之(奥羽大学薬学部)
「内分泌かく乱作用の適切な評価に向けた幼若ホルモン受容体のリガンド特異性の種間比較」
宮川 一志(宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター)
「メタボローム解析による環境化学物質の曝露影響解析」
江口 哲史(千葉大学予防医学センター)
「DDTと新世代ビスフェノールの構造類似性に関する考察」
松島 綾美(九州大学大学院理学研究院)

 PDF(2.2MB)   PDF 低画質(1.5MB)

Vol 19(2016年度)

19-4

【巻頭言】
井口 泰夫(横浜市立大学)

【研究最前線】
「下水処理水曝露および水質の変化による魚類のストレス応答軸の変調」
Peter Matthiessen (NERC Center for Ecology & Hydrology, Lancaster Environment Center, UK
「内分泌かく乱物質の複合リスク:内分泌かく乱物質の意思決定の改善のための新たな取り組み」 
Åke Bergman (Executive Director of Swetox)
「PCBsのin vivo曝露によるビーグル犬の肝トランスクリプトームとメタボロームへの影響」
田村沙弥・岩田久人(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
「仔マウスにビスフェノールA曝露が誘起する低活動性症状の原因遺伝子探索」
杉山真季子(九州大学大学院理学府)、下東康幸(九州大学リスクサイエンス)
「ペットボトル飲料中ネオニコチノイド系農薬実態とその食品安全性評価」
髙本亜希子(熊本県立大学大学院環境共生額研究科)、福島聡。有薗幸司(熊本県立大学環境共生学部)
「NIEHSの内分泌かく乱研究25周年記念シンポジウムについて」
井口泰泉(横浜市立大学)

 PDF(2.3MB)   PDF 低画質(906KB)

19-3

【巻頭言】
「奪われし未来」から20年
森 千里(千葉大学予防医学センター)

【研究最前線】
「WHOの環境ホルモン対策」
戸高 恵美子 (千葉大学予防医学センター)
「環境化学物質を含めた環境因子による腸内細菌叢を介した胎児影響の可能性~千葉出生子ホート研究(C-MACH)から~」
櫻井 健一 (千葉大学予防医学センター)
「PCBs, POPsの簡易分析法確立について」
江口 哲史 (千葉大学予防医学センター)
「低濃度の臭素系難燃剤曝露が引き起こす雄性生殖器系への影響評価」
宮宗 秀伸、伊藤 正裕 (東京医科大学人体構造学分野)
森 千里 (千葉大学予防医学センター)
「千葉大学国際シンポジウム 『最近の環境疫学調査からわかってきたこと』開催報告」
中岡 宏子 (千葉大学予防医学センター)

【研究発表会報告】
「環境ホルモン学会第19回研究発表会報告」
井口 泰泉 (大会実行委員長)

 PDF(2.9MB)   PDF 低画質(1.3MB)

19-2

【巻頭言】
特集:ネオニコチノイド系農薬が 私たちに投げかける問題
曽根 秀子(国立環境研究所)

【研究最前線】
「ネオニコチノイド農薬の生態系影響評価」
五箇 公一 (国立環境研究所 生物・生態系環境研究センターリスク評価・対策研究室)
「ネオニコチノイド系農薬の標的とその作用メカニズム」
星 信彦 (神戸大学大学院農学研究科応用動物学講座分子形態学分野)
「ネオニコチノイド系農薬の発達期曝露が誘導する後発的な講堂異常の検出」
前川 文彦、佐野一広 (国立研究開発法人国立環境研究所環境リスク・健康研究センター)
「ネオニコチノイド系農薬の生体への曝露実態」
池野 良徳 (北海道大学大学院獣医学研究科)
「日本人幼児における3つの主要な殺虫剤(ネオニコチノイド、有機リン、ピレスロイド)への曝露実態-尿中曝露マーカーの分析-」
上山 純 (名古屋大学大学院医学系研究科)
上島 通浩 (名古屋市立大学大学院医学研究科)
「ネオニコチノイド系農薬の影響評価 : 作用機構と影響インパクト」
木村-黒田 順子 (公益財団法人 東京都医学総合研究所)

 PDF(3.2MB)   PDF 低画質(1.2MB)

19-1

【巻頭言】
香山 不二雄(自治医科大学 医学部 環境予防医学講座)

【研究最前線】
「環境問題と環境研究との間の乖離をいかに狭めるか?」
堀口 敏宏 (国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター)
「ISEE-ISES AC2016 開催報告 (国際環境疫学会-国際曝露科学会 アジア支部総会」
岸 玲子(支部総会会長)
「環境ホルモン学会のMcLachlan先生の招待講演のまとめ」
井口 泰泉 (自然科学研究機構・基礎生物学研究所・岡崎統合バイオサイエンスセンター、現 横浜市立大学)
「OECDにおける内分泌攪乱スクリーニング公定化の際の経験」
小島 肇 (国立医薬品食品衛生研究所 日本動物実験代替法評価センター事務局)
「DR-EcoScreen細胞株を用いたダイオキシン類簡易測定法の適用拡大と今後の活用」
小島 弘幸 (北海道立衛生研究所・生活科学部)

 PDF(2.1MB)   PDF 低画質(868KB)

Vol 18(2015年度)

18-4

【巻頭言】
遠山 千春(筑波大学医学医療系 環境生物学分野)

【研究最前線】
「ダイオキシンによる出生児発育障害の新たな機構:脳下垂体ホルモンに着目して」
武田 知起、山田 英之(九州大学大学院薬学研究院 分子衛生薬学分野)
「微細形態解析による発達神経毒性メカニズムの解明」
遠山 千春(筑波大学医学医療系 環境生物学分野)
「環境中親電子物質によるタンパク質の化学修飾とそれに対する生体防御系」
熊谷 嘉人(筑波大学医学医療系 環境生物学分野)
「メチル水銀毒性発現の分子機構」
永沼 章(東北大学大学院薬学研究科)
「アジア途上地域におけるPOPs候補物質の汚染実態解明と生態影響評価」
田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
「発達期の動物へのホルモンの不可逆化作用から環境性決定へ」
井口 泰泉(基礎生物学研究所 岡崎統合バイオサイエンスセンター)

 PDF(2.2MB)   PDF 低画質(1.2MB)

18-3

【巻頭言】
「「水銀に関する水俣条約」と水銀研究の現状」 坂本 峰至(国立水俣病総合研究センター)

【研究最前線】
「水銀の全球多媒体モデルの構築と海洋生物への移行予測」
河合 徹、鈴木 規之、櫻井 健郎(国立環境研究所 環境リスク研究センター)
「水銀同位体比に見られる質量非依存性分別(MIF)とその環境研究への応用」
柴田 康行、武内 章記、山川 茜(国立環境研究所)
「人力小規模金採掘による水銀汚染と今後の対策について」
村尾 智(産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門)
「胎児期における低濃度メチル水銀曝露の影響」
仲井 邦彦、龍田 希(東北大学大学院医学系研究科・発達環境医学分野)
「水銀廃棄物の処理・処分・管理に関する研究」
高岡 昌輝(京都大学大学院地球環境学堂 地球疫学廊)
 第18回環境ホルモン学会研究発表会報告
香山 不二雄、三瀬 名丹(自治医科大学)

 PDF(4.5MB)   PDF 低画質(1.9MB)

18-2

【巻頭言】
「内分泌かく乱化学物質 欧米および日本での学術団体の取り組み」 鯉淵 典之(群馬大学)

【研究最前線】
「Endocrine Society Activities on EDCs in North America」
Thomas Zoeller(University of Massachusetts Amherst,USA)
「Research on Endocrine Disrupting Chemicals in France : the Current situation(2015)」
Barbara Demeneix(Museum National d'Historire Naturelle, France)
「The Endocrine Society advocacy activities at the EU Commission and Parliament」
JP. Bourguignon, B.Demeneix, R.Ivell, J.Koehrle, A.Maggi, GC Panzica, R Slama, S.Jen, N.Reineke and Zoeller
(Endocrine Society EU task force on EDC advacasy)
「環境ホルモン学会のあゆみ」
井口 泰泉(基礎生物学研究所)
有薗 幸司(熊本県立大学)

 PDF(2.7MB)   PDF 低画質(845KB)

18-1

【巻頭言】
「世界における出生コホート研究の現状」 岸 玲子(北海道大学環境健康科学研究教育センター)

【研究最前線】
「Effects of phthalates:Experience of Taiwan Maternal and Infact Cohort Study(TMICS)」
Shu-Li(Julie)Wang(Division of Environmental Health and Occupational Medicine,National Health Research Institutes,Taiwan)
「胎児期のPCBsダイオキシン類による出生体重とアレルギー感染症に与える影響」
宮下 ちひろ、岸 玲子(北海道大学環境健康科学研究教育センター)
「化学物質曝露の疫学調査における低流量問題:どの程度の影響を有害と判断するか」
仲井 邦彦、龍田 希(東北大学大学院医学系研究科・発達環境医学分野)
「胎児期の有機フッ素化合物曝露による児の健康への影響」
荒木 敦子、宮下 ちひろ、岸 玲子(北海道大学環境健康科学研究教育センター)
「環境化学物質がホルモン環境および身体的変化に与える影響について」
三井 貴彦、武田 正之(山梨大学大学院 泌尿器科学)
篠原 信雄、野々村 克也(北海道大学大学院腎泌尿器外科学)
荒木 敦子、岸 玲子(北海道大学環境健康科学研究教育センター)
環境ホルモン学会 第19回総会報告

 PDF(2.7MB)   PDF 低画質(1.2MB)

Vol 17(2014年度)

17-4

【巻頭言】
「基礎から人まで、活動の現状としての最先端」 菅野 純(国立医薬品食品衛生研究所)

【研究最前線】
「HDAC阻害剤による胎生期神経幹細胞分化制御かく乱と遅発性行動異常」
中村 欽一(九州大学大学院医学研究院応用幹細胞医科学部門)
「ネオニコチノイド系農薬による異常行動の誘発」
種村 健太郎(東北大学大学院農学研究科動物生殖科学分野)
「ダイオキシンによる社会性脳機能の異常」
掛山 正心(早稲田大学人間科学学術院予防医科学・応用生理学研究室)
「発達障害などの症状と脳の異常、原因化学物質の多様性」
黒田 洋一郎(環境脳神経科学情報センター)
「ハリネズミ化する研究」
立川 涼(愛媛大学名誉教授・高知大学名誉教授)
「サリン事件とリカバリーサポートセンターの概要」
黒岩 幸雄、吉田 武美(昭和大学名誉教授)

 PDF(2.5MB)   PDF 低画質(1.2MB)

17-3

【巻頭言】
「エコチル調査の始まり」 香山 不二雄(自治医科大学)

【研究最前線】
「環境ホルモンと公衆衛生」
戸高 恵美子(WHO環境保健部Technical Officer)
「PPTox(Prenatal Programming and Toxicity)Ⅳ
第4回胎児期プログラミングと毒性学会参加報告と2016年PPToxⅤ日本(北九州市)開催のお知らせ」
土屋 卓人、川本 俊弘(産業医科大学産業衛生学)
「子どもの環境保健と曝露科学」
中山 祥嗣(国立環境研究所環境健康研究センター)
「日本人におけるダイオキシン類の血中濃度ならびに食事摂取量の動向とその関連要因」
有澤 孝吉(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部)
「有機スズの内分泌かく乱作用UP to DATE」
中西 剛(岐阜薬科大学衛生学研究室)
第17回環境ホルモン学会研究発表会報告
大会実行委員長 菅野 純(国立医薬品食品衛生研究所)

 PDF(6.4MB)   PDF 低画質(1.2MB)

17-2

【巻頭言】
「多様な環境因子がエピジェネティクス制御をかく乱する?」 曽根 秀子(国立環境研究所)

【研究最前線】
「放射性セシウムによるヒト影響:細胞レベル影響のトランスクリプトーム解析」
秋光 信佳、桂 真理(東京大学アイソトープ総合センター)
「環境因子はどのように疾病の発症に関与するのか?―斬新な「切り口」としてのモバイル因子―」
石坂 幸人(国立国際医療研究センター)
「後世的なリスク評価のためのエピジェネティク因子の活用」
蔵崎 正明(北海道大学地球環境科学研究科(研究院))
「肥満・糖尿病と環境化学物質」
稲寺 秀邦(富山大学医学部公衆衛生学)
「精神疾患における思春期ストレスの影響:ドパミン作動性神経系におけるエピジェネティクス制御の役割」
丹羽 美苗(ジョンズホプキンス大学医学部精神医学大講座)
「出生後4日間の環境によるヒト新生児のエピジェネティクス―早産児がグルココルチコイド抵抗性を示すケース―」
寒竹 正人(順天堂大学医学部附属静岡病院)
「血清中有機塩素系化合物濃度と白血球中DNAメチル化レベルの関連」
伊藤 弘明(順天堂大学医学部衛生学講座、国立がん研究センターガン予防・検診研究センター疫学研究部)
岩崎 基津金(国立がん研究センターガン予防・検診研究センター疫学研究部)
昌一郎(国立がん研究センター・検診研究センター)

 PDF(2.6MB)   PDF 低画質(1.3MB)

17-1

【巻頭言】
「内分泌かく乱化学物質研究におけるエピジェネティクス活性検出の重要性」 曽根 秀子(国立環境研究所)

【研究最前線】
「エピジェネティクス制御機構とエピゲノム変異検出」
大鐘 潤(明治大学農学部生命科学科)
「天然化合物によるエピゲノム制御」
中尾 洋一(早稲田大学・先進理工学部)
「哺乳類発生過程におけるエピゲノム動態解析」
阿部 訓也(理化学研究所バイオリソースセンター疾患ゲノム動態解析技術開発チーム)
「ヒト精子のエピゲノム変異と環境化学物質の影響」
有馬 隆博(東北大学大学院医学系研究科情報遺伝学分野)
「統合失調症の発症メカニズムと環境要因:エピゲノム研究からの理解」
岩本 和也(東京大学大学院医学系研究科分子精神医学講座)

 PDF(2.2MB)

Vol 16(2013年度)

16-4

【巻頭言】
「環境ホルモン研究活性化と関連技術」 有薗 幸司(熊本県立大学)

【研究最前線】
「LC/MSの最新技術」
滝埜 昌彦(アジレント・テクノロジー株式会社)
「イムノセンシング技術と環境資料分析」
(澤田石 一之)合同会社カーバンクル・バイオサイエンティック
「パッシブサンプリングを用いた水中微量汚染物質解析」
亀田 豊(千葉工業大学工学部)
「遺伝子発現解析技術の環境毒性評価への応用」
鏡 良弘(株式会社エコジェノミクス)
「GC/NICI-QMSによる血清中のPCB分析方法の検討」
榎本 剛司(日本電子株式会社)

16-3

【巻頭言】
「生体リスク初期評価のための適切な試験法とは」 岩田 久人(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)

【研究最前線】
「ミジンコを用いたホルモン様活性の評価系」
加藤 泰彦、浅田 実希、渡邉 肇(大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻)
「ダイオキシンによるマダイ胚の末梢神経系への影響」
飯田 緑、岩田 久人(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
Kim Eun-Young(Department of Life and Nanopharmaceutical Science and Department of Biology, Kyung Hee University, Korea)
村上 安則(愛媛大学大学院理工学研究科、九州工業大学情報工学研究院)
「ゼブラフィッシュをモデルとした魚類PXR-CYPシグナル伝達機構の解明」
久保田 彰(ウッズホール海洋研究所生物学部門)
「鳥類で見つかった第3のダイオキシン受容体」
岩田 久人、Lee Jin-Seon、岩渕 康平(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
Kim Eun-Young(Department of Life and Nanopharmaceutical Science and Department of Biology, Kyung Hee University, Korea)
「機器分析手法を用いた甲状腺ホルモン測定の有用性」
国末 達也(鳥取大学農学部)
第16環境ホルモン学会研究発表会報告 大会実行委員長 有薗 幸司(熊本県立大学環境共生学部)

16-2

【巻頭言】
「有害性評価:何をどう評価するのか」 鯉淵 典之(群馬大学大学院医学系研究科)

【研究最前線】
「ミジンコの幼若ホルモン受容体遺伝子の解明」
宮川 一志、豊田 賢治、宮川 信一、井口 泰泉 (自然科学研究機構・基礎生物学研究所・岡崎バイオサイエンスセンター・総研大)
鑪迫 典久(国立環境研究所・環境リスク研究センター)
「多環ムスク化合物等合成香料の環境動態と生体毒性」
有薗 幸司(熊本県立大学環境共生学部)
「野生生物の化学汚染:有機ハロゲン化合物および水酸化代謝物の曝露実態解明とリスク評価」
野見山 桂、田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
「臭素化ダイオキシン類の毒性等価係数に関する最近の動向」
遠山 千春(東京大学医学系研究科疾患生命工学センター健康環境医工学部門)
「環境省EXTEND2010における評価の進捗について」
山崎 邦彦(環境省環境保健部)
「ダイオキシン国際会議(Dioxin2013)に出席して」
森田 昌敏(愛媛県環境創造センター)

16-1

【巻頭言】
「内分泌かく乱物質問題の新たな動き」
井口 泰泉(自然科学研究機構基礎生物学研究所岡崎統合バイオサイエンスセンター)

【研究最前線】
「内分泌かく乱物質問題に対するWHO・UNEPの報告書」
井口 泰泉(自然科学研究機構基礎生物学研究所岡崎統合バイオサイエンスセンター)
「内分泌かく乱化学物質とは」
川嶋 之雄(日本エヌ・ユー・エス株式会社 常務取締役)
「大気汚染と健康影響―その歴史的変遷と今日的課題―」
嵯峨井 勝(つくば健康生活研究所代表・青森県立保健大学名誉教授)
「中国における大気汚染と健康影響」
田村 憲治(国立環境研究所 環境健康研究センター)
「越境大気汚染物質の黄砂による雄性生殖機能への影響」
吉田 成一(大分県立看護科学大学)
 環境ホルモン学会第17回総会報告

Vol 15(2012年度)

15-4

【巻頭言】
「内分泌かく乱化学物質研究2013」 曽根 秀子(国立環境研究所)

【研究最前線】
「環境水中のネオニコチノイド系農薬-特に散布域の田面水の測定結果とミツバチへの影響について-」
河野 公栄(愛媛大学農学部)
「環境化学物質による生体影響の分子基盤」
星 信彦(神戸大学大学院農学研究科応用動物学講座分子形態学分野)
「薬物動態学的な環境ホルモン研究」
井上 博紀(酪農学園大学)
「ビスフェノールの核内受容体応答の分子メカニズム」
下東 康幸、劉 暁輝、松島 綾美(九州大学リスクサイエンス研究センター)
「男児外生殖器疾患患者由来細胞におけるBPAの細胞応答性と遺伝子多型解析に関する研究」
曽根 秀子(国立環境研究所)、 泰 咸陽、吉永 純(東京大学大学院)
「特別講演[Perinatal Exposure to Endocrine Disrupting Chemical and Obesity(Dr. Juliette Legler)]の要約」
戸高 恵美子(千葉大学予防医学センター)

15-3

【巻頭言】
「SETAC Asia Pacific 2012 開催」  有薗 幸司(熊本県立大学)

【研究最前線】
「2012 STAC AP[Marine Pollution]Session について
中田 晴彦(熊本大学大学院自然科学研究科)
竹内 一郎(愛媛大学農学部)
「2012 SETAC AP[EDC]Session について」
池中 良徳(北海道大学)
「2012 SETAC AP[PPCPs]Session について」
新野 竜大(三菱化学メディエンス株式会社環境リスク評価センター)
「2012 SETAC AP[Analytical Techniques]Session について」
門上 希和夫(北九州市立大学)
勝又 政和(浜松ホトニクス株式会社中央研究所)
「2012 SETAC AP[Environmental Omics]および[Nano Materials]Session について」
鏡 良弘(株式会社エコジェノミクス)
第15回環境ホルモン学会研究発表会報告
大会実行委員長 森 千里(千葉大学大学院医学研究院)

15-2

【巻頭言】
「エコチル調査の進捗状況」
川本 俊弘(産業医科大学医学部産業衛生学講座/国立環境研究所エコチル調査コアセンター)

【研究最前線】
「エコチル調査の概要と今後の展開」
新田 裕史(国立環境研究所環境健康研究センターエコチル調査コアセンター)
「エコチル調査の国際連携」
中山 祥嗣(国立環境研究所環境健康研究センターエコチル調査コアセンター)
「エコチル調査における生体試料の分析・保管の現状について」
道川 武紘(国立環境研究所環境健康研究センターエコチル調査コアセンター)
「エコチル調査における追加調査」
田村 憲治(国立環境研究所環境健康研究センターエコチル調査コアセンター)
「ユニットセンターの取り組み:震災を乗り越えて」
仲井 邦彦(東北大学大学院医学系研究科環境遺伝医学総合研究センター発達環境医学分野)
「エコチル調査パイロット調査の取り組み」
香山 不二雄(自治医科大学パイロット・ユニット・センター)

15-1

【巻頭言】
「フタル酸エステル類の生態影響に関する世界の研究動向」 岸 玲子(北海道大学環境健康科学研究教育センター)

【研究最前線】
「室内空気質中フタル酸エステル類曝露とアレルギーへの影響」
アイツバマイふゆ(北海道大学大学院医学研究科公衆衛生学分野)
荒木 敦子、岸 玲子(北海道大学環境健康科学研究教育センター)
「IARCによるDEHPの発がん分類の見直し」
那須 民江(中部大学生命健康科学部)
伊藤 由起(名古屋市立大学大学院医学研究科)
「胎生期化学物質曝露の次世代影響~動物実験からのアプローチ~」
林 由美(名古屋大学大学院医学系研究科)
那須 民江(中部大学生命健康科学部)
「胎児期の環境科学物質曝露が性分化および性腺機能におよぼす影響の解析」
長 和俊(北海道大学病院周産母子センター)
「胎児期環境化学物質曝露による生殖機能への影響」
三井 貴彦(北海道大学病院泌尿器科)
野々村 克也(北海道大学大学院医学研究科腎泌尿外科学分野)
 環境ホルモン学会第16回総会報告

Vol 14(2011年度)

14-4

【巻頭言】
「地震、津波そして原子力災害」 森田 昌敏(愛媛大学客員教授)

【研究最前線】
「人材育成の必要性―WHOの取り組みから」
戸高 恵美子、森 千里(千葉大学予防医学センター)
「ヒトSXR生理的発現マウス系の開発とその活用」
五十嵐 勝秀、菅野 純(国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター毒性部)
「生態リスク評価の今後の潮流」
岩田 久人(愛媛大学 沿岸環境科学研究センター)
「内分泌かく乱化学物質研究における分析の課題」
柴田 康行(国立環境研究所環境計測研究センター)
「環境化学物質によるアレルギー疾患の憎悪と評価」
高野 裕久(京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻環境衛生学講座)
小池 英子、柳沢 利枝(国立環境研究所)
「齧歯類の高次脳機能の評価と毒性試験法の開発」
掛山 正心、遠山 千春(東京大学医学系研究科疾患生命工学センター健康環境医工学部門)

14-3

【巻頭言】
「内分泌かく乱物質の試験法開発の現状とその応用」
井口 泰泉(自然科学研究機構基礎生物学研究所岡崎統合バイオサイエンスセンター)

【研究最前線】
「EXTEND2010における評価体系の構築について」
山崎 邦彦(環境省環境保健部)
「両生類を用いるOECD試験法の開発」
大西 悠太、三井 直子(いであ株式会社環境創造研究所)
井口 泰泉(自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター)
「魚類試験法の開発」
鑪迫 典久(国立環境研究所環境リスク研究センター)
「ミジンコを用いた多世代試験開発について」
鑪迫 典久(国立環境研究所環境リスク研究センター)
「レポーターアッセイを用いた魚類エストロゲン受容体の化学物質に対する種特異性」
宮川 信一、井口 泰泉(自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター生命環境研究領域)
第14回環境ホルモン学会研究発表会報告
大会実行委員長 鯉淵 典之

14-2

【巻頭言】
「放射線と生体―甲状腺機能を中心に」 鯉淵 典之(群馬大学大学院応用生理学)

【研究最前線】
「サイエンスとポリシー」
長瀧 重信(放射線影響研究所元理事長、国際被ばく医療協会名誉会長)
「日本人におけるヨード摂取と甲状腺機能への影響」
西川 光重(関西医科大学第2内科)
「広島・長崎の原爆被害者における甲状腺機能」
今泉 美彩(放射線影響研究所臨床研究部)
「Radioactive iodine and thyroid cancer」
Vladimir Saenko(1), Shunichi Yamashita(1)(2)(3)
(Department of Health Risk Control(1),Department of Radiation Medical Sciences, Nagasaki University Graduate School of Biomendiacl Sciences(2), Fukushima Medical University(3))
「小児における放射性ヨードと甲状腺機能」
原田 正平(独立行政法人国立成育医療研究センター成育政策科学研究部)
「福島原発事故による健康影響―とうに放射性セシウムの影響―」
遠藤 啓吾(京都医療科学大学)

14-1

【巻頭言】
「環境ホルモンとエピジェネティックコード」 野原 恵子(国立環境研究所)

【研究最前線】
「性ホルモン類による転写とエピゲノムの共制御因子群の機能」
加藤 茂明(東京大学部分子細胞生物学研究所)
「哺乳類の個体発生におけるエピジェネティクス―ゲノムインプリンティングと体細胞クローン動物について―」
石野 史敏(東京医科歯科大学難治療疾患研究所)
「Tリンパ球分化とエピジェネティクス制御」
谷内 一郎(理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センター)
「脳の性分化におけるエピジェネティックスの関与」
松田 賢一(京都府立医科大学大学院生体構造科学)
「環境応答とエピゲノム」
太田 邦史(東京大学大学院総合文化研究科)
 環境ホルモン学会第15回総会報告

Vol 13(2010年度)

13-4

【巻頭言】
「ヒ素研究最前線~特集~」 吉田 貴彦(旭川医科大学健康科学講座)

【研究最前線】
「ヒ素症候学の進歩と現在のヒ素中毒発生状況」
山内 博(北里大学大学院医療系研究科環境医科学群)
「ヒ素のメチル化を中心とした代謝と毒性発現」
平野 靖史郎(国立環境研究所)
「ヒ素毒性発現におけるシグナルトランスダクション」
熊谷 嘉人(筑波大学大学院人間総合科学研究科生命システム医学専攻)
「ヒ素の毒性発現とエピジェネティクス」
野原 恵子(国立環境研究所環境健康研究領域)
「ヒ素による発がん―動物モデルによる解析―」
鰐淵 英機、魏 民、梯 アンナ(大阪市立大学大学院医学研究科都市環境病理学)
「海産物からのヒ素曝露と国民の健康影響の評価」
花岡 研一(独立行政法人水産大学校)

13-3

【巻頭言】
「特集!ミツバチ大量死の背景にあるもの―神経かく乱化学物質の関与はあるのか?」
曽根 秀子(国立環境研究所)

【研究最前線】
「ネオニコチノイド系化合物の活性発現と選択性の原理」
松田 一彦(近畿大学農学部)
「農薬ネオニコチノイドの哺乳類への神経撹乱毒性」
木村-黒田 純子、黒田 洋一郎、川野 仁(東京都神経科学総合研究所)
「ネオニコチノイド系農薬とミツバチ」
中村 純(玉川大学ミツバチ科学研究センター)
「一置換基で変わるGABAアンタゴニストのレセプター選択制」
尾添 嘉久(島根大学生物資源科学部)
「ミツバチを用いた高次コミュニケーションと視覚能力の神経機構の研究」
木矢 剛智(金沢大学理工研究域自然システム学系生物学コース)
 第13回環境ホルモン学会研究発表会報告
大会実行委員長 堀口 敏宏(国立環境研究所)

13-2

【巻頭言】
「巻貝の性ホルモンは脊椎動物ステロイドか?」 堀口 敏宏(国立環境研究所)

【研究最前線】
「科学物質の内分泌かく乱作用に関する日英共同研究(第2期)の成果」
井口 泰泉(自然科学研究機構基礎生物学研究所岡崎統合バイオサイエンスセンター)
「漁港底質中から高濃度で検出される有機スズ化合物」
高尾 雄二(長崎大学環境科学部)
「難分解性・高蓄積性化学物質の経世代毒性を検出する;DDTによる野鳥の繁殖障害は如何にして起こったか」
鎌田 亮(国立環境研究所環境リスク研究センター)
「野生高等動物に蓄積する内分泌撹乱化学物質の包括的同定評価の試み」
鈴木 剛、高橋 真、田辺 信介(愛媛大学縁覚環境科学研究センター)
「軟体動物前鰓類イボニシ(Thais clavigera)の神経ペプチド探索―神経ペプチド調節系に対する有機スズの影響を解析するために―」
森下 文浩(広島大学大学院理学研究科生物科学専攻)
「実験室におけるバイ(Babylonia japonica)の産卵と初期生活史段階の飼育管理」
堀口 敏宏(国立環境研究所)

13-1

【巻頭言】
「新世代ビスフェノールの毒性試験」 下東 康幸(九州大学大学院理学研究員リスクサイエンス研究教育拠点)

【研究最前線】
「環境化学物質に対する新たな細胞応答の分子構築」
加藤 茂明、大竹 史明(東京大学分子細胞微生物学研究所)
「AhRの生殖腺における機能の性差」
馬場 崇、諸橋 憲一郎(九州大学大学院医学研究院性差生物学講座)
「生体遺物センサー;PXRとCARを介した内分泌撹乱作用」
小島 弘幸(北海道立衛生研究所健康科学部)
「転写因子と内分泌撹乱化学物質」
渡邉 肇(大阪大学大学院工学研究科)
「レチノイドによる巻貝の雄化」
西川 淳一(武庫川女子大学薬学部)
 環境ホルモン学会第14回総会報告

Vol 12(2009年度)

12-4

【巻頭言】
「子どもの健康と環境―エコチル調査に期待する―」
堤 治(国際医療福祉大学大学院、医療法人財団順和会山王病院)

【研究最前線】
「発達障害の多様性と遺伝・環境相互作用」
神尾 陽子(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部)
「小児期から始まる生活習慣病―実態と予後」
堀川 玲子(国立成育医療センター内分泌代謝科)
「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の概要」
丹藤 昌治(環境省環境保健部環境リスク評価室)
「本邦における先天異常の発生推移―男児外性器異常は増えているのか―」
平原 史樹、住吉 好雄
(横浜市立大学大学院医学研究科生殖成育病態医学(産婦人科)・国際先天異常モニタリングセンター))
「不妊・不育―特に生殖補助医療の現状―」
齋藤 英和(国立成育医療センター病院母性医療診療部不妊診療科)
「環境変化と小児アレルギー疾患の増加に関するパラダイム変換」
大矢 幸弘(国立育成医療研究センター内科系専門診療部アレルギー科)

12-3

【巻頭言】
「環境ホルモンの課題と制作への導入」 森田 昌敏(環境ホルモン学会会長・愛媛大学)

【研究最前線】
「環境汚染と生態系リスクに関わるPCBsの問題点」
田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
「カーシュレッダー燃焼により副生成するPCB」
野馬 幸生(国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター)
「保存さい帯(へその緒)を利用したカネミ油症被害者のDL-PCB汚染評価」
宮田 秀明(摂南大学・大阪工業大学客員教授)
「安全・安心な商品を求めて―ダイオキシン類の蓄積抑制剤の開発」
本田 克久(愛媛大学農学部環境産業科学研究室教授)
「油症―最近の動向」
吉村 健清(福岡県保健環境研究所所長・産業医科大学名誉教授)
第12回環境ホルモン学会研究発表会報告

12-2

【巻頭言】
「器具・容器包装及び玩具中のビスフェノールAとフタル酸エステル類」
河村 葉子(国立医薬品食品衛生研究所)

【研究最前線】
「ビスフェノールAの暴露状況」
石橋 弘志(愛媛大学沿岸環境科学研究センター化学汚染・毒性解析部門)
有薗 幸司(熊本県立大学環境共生学部食健康科学科)
「ビスフェノールAのリスク評価と研究に関する最近の話題」
井口 泰泉(自然科学研究機構基礎生物学研究所岡崎バイオサイエンスセンター)
「食品用器具・容器包装におけるビスフェノールAの規制」
六鹿 元雄(国立医薬品食品衛生研究所食品添加物部)
「器具・容器包装や玩具からのDEHP曝露」
林 由美、伊藤 由起、那須 民江(名古屋大学大学院医学系研究科環境労働衛生学)
「おもちゃ等に汎用されるフタル酸エステル類の使用規制の根拠となった有害性評価」
広瀬 明彦(国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター総合評価研究室)
「玩具及び器具・容器包装におけるフタル酸エステル類の規制」
阿部 裕(国立医薬品食品衛生研究所食品添加物部)

12-1

【巻頭言】
「環境ホルモンの本質:未来世代への影響」 森 千里(千葉大学大学院医学研究院)

【研究最前線】
「ケミレスタウン―化学物質の人体汚染への対策」
戸高 恵美子(千葉大学環境健康フィールド科学センター)
「『ケミレス必要度テスト』ウェブサイト上公開の試み―シックハウス症候群の予防のために―」
中岡 宏子(千葉大学大学院医学研究院環境生命医学)
「室内空気由来の化学物質曝露の現状と臭気を考慮した評価法の検討」
瀬戸 博(東京顕微鏡院)
「シックハウス症候群の病態解明に関する研究」
坂部 貢(1)(2)、清野 政子(3)、木村 穣(4)、相澤 好治(5)
(1)東海大学医学部基礎医学系生体構造機能学
(2)北里大学北里研究所病院臨床環境医学センター
(3)北里大学薬学部公衆衛生学
(4)東海大学医学部基礎医学系分子生命科学
(5)北里大学医学部衛生学公衆衛生学
「樹状細胞に対するフタル酸エステルの影響」
伊藤 智彦、井上 健一郎、小池 英子、高野 裕久(国立環境研究所環境健康研究領域)

Vol 11(2008年度)

11-4

【巻頭言】
「日々に新たなり」 米元 純三(国立環境研究所)

【研究最前線】
「フタル酸エステルの生体内標的分子の同定」
渡邉 肇(1)、見 典(2)、片岡 浩介(3)、半田 宏(2)
(1)自然科学研究機構基礎生物学研究所
(2)東京工業大学統合研究院
(3)奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科
「DRHPによる肝発がん・生殖発達毒性におけるPPARαの役割」
伊藤 由起、林 由美、那須 民江(名古屋大学大学院医学系研究科環境労働衛生学)
「フタル酸エステル類とメタボリックシンドロームの関連性」
柳澤 利枝、井上 健一郎、小池 英子、高野 裕久(国立環境研究所環境健康研究領域)
「室内環境由来のフタル酸エステル類暴露」
斎藤 育江(東京都健康安全研究センター)
「医療行為におけるフタル酸エステルの曝露評価暴露」
伊藤 里恵(星薬科大学薬品分析科学教室)
「フタル酸エステル類のヒト胎児期曝露評価および健康影響評価」
鈴木 弥生、吉永 淳(東京大学新領域創成科学研究科環境システム学専攻環境健康システム学)

11-3

【巻頭言】
「リアリティを求めて」 堀口 敏弘(国立環境研究所)

【研究最前線】
「人工化学物質の薄い今号スープの中で生きる水生成物の未来―複合毒性の生体リスク評価の必要性―」
大嶋 雄治(九州大学大学院農学研究院)
「野生生物に関わるOECD試験法の近況」
鑪迫 典久(国立環境研究所)
「水中の環境エストロジェンを魚の血中に蓄積するタンパク・性ホルモン結合グロブリンの研究について」
大久保 信幸(水産総合研究センター北海道区水産研究所)
長江 真樹(長崎大学環境科学部)
「Imposex and organotin contamination along the Portuguese coast」
Ana Dousa(1)(2), Shinsuke Tanabe(2) and Carlos Barroso(1)
(1)CESAM & Department of Bioligy, University of Aveiro,3810-193,Aveiro,Portugal
(2)Center for Marine Environmental Studies(CMES),Ehime University,
「巻貝類におけるインポセックスの誘導メカニズム」
堀口 敏宏(国立環境研究所)

11-2

【巻頭言】
「低用量問題」 菅野 純(国立薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター毒性部)

【研究最前線】
「微量ビスフェノールA曝露の中枢影響に関する評価研究―性的二型と情動」
藤本 哲也(大阪歯科大学生理学講座)
久保 和彦(九州大学医学研究院耳鼻咽喉科学)
栗生 修司(九州工業大学大学院生命体工学研究科)
「ビスフェノールAの発達神経毒性と齧歯類を用いた認知機能影響評価のための行動試験」
宮川 宗之、小林 健一(労働安全衛生総合研究所健康障害予防研究グループ)
「ビスフェノールAのマウス大脳新皮質形成への影響」
伏木 信次、伊東 恭子(京都府立医科大学大学院医学研究科分子病態病理学)
「ビスフェノールAが特異的に結合する核内受容体ERRγ」
下東 康幸(九州大学大学院理学研究員化学部門)
「前立腺の形態形成に対するビスフェノールAの作用機構」
石井 健一朗、小倉 友二、荒瀬 栄樹、杉村 芳樹(三重大学大学院医学系研究科腎泌尿器外科学)
「周生期に投与したビスフェノールA(BPA)の生殖影響について
太田 康彦(鳥取大学農学部獣医学科実験動物)

11-1

【巻頭言】
「改正化審法の問題点」 岩田 久人(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)

【研究最前線】
「難分解性PPCPs(Pharmaceuticals and Personal Care Products)による海洋生態系の汚染解析」
中田 晴彦(熊本大学大学院自然科学研究科)
「有機臭素化合物に着目したハウスダストの化学分析/バイオアッセイ研究」
滝上 英考(国立環境研究所循環型社会廃棄物研究センター)
鈴木 剛(国立環境研究所循環型社会廃棄物研究センター)
酒井 伸一(京都大学環境保全センター)
「スーパーラットとスーパーワルファリン―野生げっ歯類の汚染環境適応戦略―」
石塚 真由美(北海道大学大学院獣医学研究科)
谷川 力(イカリ消毒技術研究所)
「トキシコゲノミクスのフィールド調査への応用と問題点」
仲山 慶(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
「海棲哺乳類に残留する水酸化PCBs―脳への移行について―」
国末 達也(New York State Department of Health, USA)
田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター CMES)
 環境ホルモン学会第12回総会報告

Vol 10(2007年度)

10-4

【巻頭言】 田中 宏明 (京都大学大学院工学研究科)

【研究最前線】
「Application of Molecular Approaches to the Advancement our Understanding of Endocrine Disruption in Fish and Fish Populations.」
Charles R. Tyler(University of Exeter)
「Amphibians as model for the study of endocrine disruptors」
Werner Kloas (Humboldt University)
「Contaminant-induced Alterations of Alligator Reproduction :From Genes to Populations」
Louis J. Guillette Jr (University of Florida)
「The Estrogen Content and Relative Performance of Japanese and British Sewage Treatment Plants and their Potential Impact on Endocrine Disruption」
Andrew Johnson (Centre for Ecology and Hydrology)
「レポータージーンアッセイを使用した魚類エストロゲン受容体の種特異性」
勝 義直、井口 泰泉(自然科学研究機構基礎生物学研究所分子環境生物学)
「両生類を用いた生態影響試験法の開発」
岡 知宏、戸笈 修(いであ株式会社環境創造研究所リスク評価グループ)

10-3

【巻頭言】
「残留性有機ハロゲン汚染物質に関する国際会議2007について」 酒井 伸一(京都大学)

【研究最前線】
「エストロゲン関連受容体γ型(ERRγ):ビスフェノールA が非常に強く結合する自発活性化型核内受容体の発見」
松島 綾美、下東 康幸(九州大学大学院理学研究院化学部門)
「内分泌攪乱化学物質の骨形成への影響」
西村 典子(国立環境研究所環境リスク研究センター健康リスク評価研究室)
「多環芳香族炭化水素受容体を介するダイオキシン類、ベンゾピレン類とインドール類の毒性の違いはどのように説明できるか?」
松井 三郎(京都大学名誉教授)
鍛冶 春奈(京都大学大学院工学研究科ポストドクトラル・リサアーチフェロー)
三崎 健太郎(順天堂大学環境医学研究科ポストドクトラル・リサーチフェロー)
足立 淳(京都大学大学院地球環境学堂助教)
松田 知成(京都大学大学院工学研究科准教授)
「未知のOH-PCBsを検索する:親PCBsの化学構造と生成するOH-PCBsの化学構造の関連について」
野見山 桂、有薗 幸司、篠原 亮太(熊本県立大学環境共生学研究科)
「化学物質分析における新たな挑戦 Development of Automated Identification and Quantification System using DataBase(AIQS-DB)」
門上 希和夫(北九州市立大学大学院国際環境工学研究科アクア研究センター)
 第10回環境ホルモン学会研究発表会報告
大会実行委員長 米元 純三(国立環境研究所)

10-2

【巻頭言】
「野生動物と同様にヒトの生殖機能についてもモニタリングを」
岩本 晃明(国際医療福祉大学リプロダクションセンター)

【研究最前線】
「卵巣腫瘍」
垣添 忠生(国立がんセンター名誉総長)
「日本における妊婦、胎児の内分泌撹乱化学物質(ビスフェノールA)曝露状況」
住吉 好雄(横浜市立大学医学部客員教授)
「内分泌かく乱化学物質と子宮内膜症との関連についての断面調査」
津金 昌一郎(国立がんセンターがん予防・検診研究センター)
「小児の環境と健康に関する北海道研究
 (The Hokkaido Study of Environment and Children's Health, Malformations,Development & Allergy)」
岸 玲子(北海道大学大学院医学研究科予防医学講座公衆衛生学分野)
「環境汚染物質のエピジェネティクス作用は?」
野原 恵子(国立環境研究所環境健康研究領域)
「第4回子供の健康と環境に関する国際会議(4th International Conference of Children's Health and the Environment)参加報告」
河原 純子(国立環境研究所環境リスク研究センター)

10-1

【巻頭言】
「本質に迫る研究を!?「投与したらどうなるか?」だけではすまされない-」
鯉淵 典之(群馬大学大学院医学系研究科)

【研究最前線】
「環境化学物質と他の環境要因の複合影響は低濃度効果として発現しうる」
高野 裕久 (国立環境研究所)
「環境化学物質による後世代影響 ~環境エピジェネティクス~」
大迫 誠一郎(東京大学大学院医学系研究科)
「環境ストレスとメタボリックシンドローム」
佐藤 政男(徳島文理大学薬学部)
「芳香族炭化水素の魚類発生毒性」
寺岡 宏樹(酪農学園大学獣医学部毒性学教室)
「AhRを介したStyrene trimer (ST-1) の甲状腺ホルモンへの影響」
那須 民江(名古屋大学大学院)

Vol 9(2006年度)

9-4 【巻頭言】
「現像論から実体論、より普遍性のあるトキシコロジー研究の必要性」
遠山 千春(東京大学大学院医学系研究科)
【研究最前線】
「甲状腺ホルモン受容体を介するPCB類の作用機構」
鯉淵 典之(群馬大学大学院医学系研究科)
「酸化ストレスの原因となる待機中多環芳香族炭化水素」
田口 恵子、熊谷 嘉人(筑波大学大学院人間総合科学研究科)
「生活習慣病とディーゼル排ガスの健康影響リスク」
田畑 真佐子、武田 健(東京理科大学薬学部)
「精子におけるホスホリパーゼA2の発現機能」
工藤 一郎(昭和大学薬学部)
「化学物質の感受性を決定するP450及び第Ⅱ相系抱合酵素の動物種差・系統差」
藤田 正一(北海道大学大学院獣医学研究科)
「脳の情動における毒性学―Anorexigensの毒性学」
小泉 昭夫(京都大学大学院医学研究科・環境衛生学分野)

9-3 【巻頭言】
「多様な作用メカニズムの解明と研究体制の整備」
井口 泰泉(自然科学研究機構・基礎生物学研究所・岡崎統合バイオサイエンスセンター)
【研究最前線】
「Scientific History and Future of Endocrine Disruption」
John A. McLachlan(Tulane and Xavier Universities)
「Epigenetic basis for increased prostate cancer susceptibility due to developmental exposure to estradiol or bisphenol A.」
Gail S. Prins(University of Illinois)
「Additive Effects of Mixtures of Antiandrogens on the Male Rat Reproductive Tract 」
Cynthia Rider(NCSU, Raleigh, NC, USA)
「ダイオキシン類による脂肪細胞機能かく乱とメタボリックシンドローム」
榛葉 繁紀(日本大学薬学部)
「鳥類におけるAHR-CYP1Aシグナル伝達系の特異性」
岩田 久人(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
 第9回環境ホルモン学会研究発表会報告

9-2 【巻頭言】
「弁護士と人権擁護活動」 神山 美智子(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議副代表、弁護士)
【研究最前線】
「内分泌かく乱物質in vitroスクリーニング法の検討」
佐藤 かな子(東京都健康安全研究センター)
「化学物質の内分泌かく乱作用の代謝的活性化」
杉原 数美(広島大学薬学部)
「エストロジェン様物質の塩素処理副生成物のエストロジェン活性」
久留戸 涼子(静岡県立大学食品栄養科学部)
「化学物質曝露による原始卵胞の枯渇とその影響─胎児期busulfan処置モデルを用いた研究」
代田 眞理子(財団法人食品薬品安全センター秦野研究所主任研究員)
「周産期ダイオキシン曝露の生体影響―甲状腺への影響と毒性発現メカニズム― 」
西村 典子(国立環境研究所)
「疫学調査から学んだ精液検査の問題点と重要性」
野澤 資亜利、岩本 晃明(聖マリアンナ医科大学泌尿器科学)

9-1 【巻頭言】
「食の安全とハイリスクグループ」 有薗 幸司(熊本県立大学)
【研究最前線】
「特定保健用食品としての大豆イソフラボン-機能も毒性もエストロゲン様作用」
長尾 美奈子(共立薬科大学客員教授)
「牛乳中の女性ホルモン」
佐藤 章夫(山梨医科大学名誉教授)
「プラスチック容器等から溶出する化学物質の環境ホルモン作用」
大山 謙一(東京都健康安全研究センター)
「水銀を含有する魚介類摂取に関する注意の発表」
関澤 純(徳島大学総合科学部)
 <特別寄稿>「Existing and Emerging Issues in Endocrine Disruptor Research」
Christopher J. Portier, PhD. Paul M.D. Foster, Ph.D. Kristine A. Thayer, Ph.D. (National Institute of Environmental Health Sciences Research)

Vol 8(2005年度)

8-4 【巻頭言】
「堆積物を中心とした化学物質研究の重要性」 中村 由行(港湾空港技術研究所)
【研究最前線】
「新たな脅威 -フッ素系残留有機汚染物の水環境中の挙動-」
藤井 滋穂(京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター)
「Everyday chemicalsによる水域の汚染と予防原則」
高田 秀重(東京農工大学)
「臭素系難燃剤PBDEsによるアジア-太平洋海域の海棲哺乳類汚染」
高橋 真・梶原 夏子・田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
「生物学的影響調査と分析化学的調査の地方フィールドにおける共有の必要性」
高尾 雄二・征矢野 清・長江 真樹(長崎大学)
「アサリの再生産に及ぼす各種化学物質等の影響」
浜口 昌巳(水産総合研究センター・瀬戸内海区水産研究所・藻場・干潟環境研究室)
「稚サンゴを用いた海洋汚染物質の影響評価」
渡辺 俊樹(東京大学海洋研究所)

8-3 【巻頭言】
「環境試料バンクを活用した戦略的研究」 田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター教授)
【研究最前線】
「奪われし未来のその後:公衆健康科学における革命」
John Peterson Myers(CEO/Chief Scientist, Environmental Health Sciences)
抄録作成 森田 昌敏(国立環境研究所)
「ビスフェノールAの低用量効果:なぜ、未だに論議の的なのか?」
Frederick S. vom Saal (University of Missouri-Columbia )
抄録作成 菅野 純(国立医薬品食品衛生研究所)
「ヒトの胎児期や乳幼児期における内分泌撹乱に関する研究」
Matthew P. Longnecker(Senior Investigator, Epidemiology Branch National Institute of Environmental Health Sciences)
抄録作成 米元 純三(国立環境研究所)
「未来世代の健康を守る」
森 千里(千葉大学大学院医学研究院)
「化学物質過敏症発現のメカニズムと個人差要因」
坂部 貢(北里大学大学院・北里研究所)
「SETAC North America 26th Annual Meeting参加報告」
鑪迫 典久(国立環境研究所)

8-2 【巻頭言】
「ナノマテリアルと環境」 西村 哲治(国立医薬品食品衛生研究所)
【研究最前線】
「OECD魚類スクリーニングアッセイ検証作業」
関 雅範(化学物質評価研究機構)
「両生類を用いた変態試験法の開発」
戸笈 修(東和科学株式会社 バイオ技術研究所)
「複数の魚類ビテロジェニン―エストロジェンに対する感受性―」
原 彰彦・天野 春菜(北海道大学大学院水産科学院)
「東京湾におけるマコガレイ資源の減少要因の究明:化学物質の潜在的寄与の解明に向けた挑戦」
久米 元・堀口 敏宏(国立環境研究所))
「甲殻類の内分泌かく乱化学物質についての雑感」
鑪迫 典久(国立環境研究所)

8-1 【巻頭言】
「雑感」 松下 秀鶴(静岡県顧問 試験研究高度化推進担当)
【研究最前線】
「内分泌かく乱化学物質のマウスに対する子宮発がん修飾作用」
三森 国敏(東京農工大学大学院)
「エストロゲン様物質の新生仔期大量曝露によるラット子宮発癌促進とそのメカニズム-即時型影響と遅発型影響による発癌機序のちがいについて-」
吉田 緑(財団法人佐々木研究所病理部主任研究員)
「乳がんとイソフラボン、そしてその安全性評価について」
山本 精一郎、津金 昌一郎(国立がんセンターがん予防・検診研究センター )
「内分泌かく乱物質と精巣がんの発生」
三浦 猛(神奈川県立がんセンター泌尿器科)、岩本 晃明(聖マリアンナ医科大学泌尿器科)
「フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)のキネティクスの種差とリスク評価への応用」
那須 民江(名古屋大学大学院医学系研究科環境労働衛生学)

Vol 7(2004年度)

7-4 【巻頭言】
「安全と安心の論議から」 林 裕造(実験動物中央研究所学術顧問)
【研究最前線】
「内分泌攪乱化学物質のリスクコミュニケーション」
内山 巌雄(京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻)
「正確な情報こそ基本―安心を求めて―」
大島 輝夫(化学品安全管理研究所)
「安全・安心とリスクコミュニケーション」
北野 大(淑徳大学国際コミュニケーション学部)
「内分泌かく乱化学物質のリスク評価とリスクコミュニケーションをどう考える?」
関澤 純(徳島大学総合科学部)
「化学物質リスクコミュニケーションの枠組み改善―日本環境信頼会議設立提」
松井 三郎(京都大学大学院地球環境学堂)
「”化学物質文化”を創生する必要性」
村松 秀(NHK衛星放送局 専任ディレクター)

7-3 【巻頭言】
「「油症」を診て感じたこと」 古江 増隆(九州大学大学院皮膚科学教授)
【研究最前線】
「Polychlorinated biphenylsによる血中サイロキシン濃度低下作用機構」
加藤 善久、山田 静雄、出川 雅邦(静岡県立大学薬学部)
「脳機能発達への影響を定量的にアッセイする培養神経細胞系-水酸化PCBによる神経回路形成阻害-」
木村-黒田純子(東京都神経科学総合研究所 脳構造研究部門 JST,CREST)
「歯は胎生・乳児期環境の記録」
安田 以久(広島大学大学院歯学研究科)、安田 峯生(広島国際大学保健医療学部)
「ダイオキシン類の健康リスク評価の現状と課題」
間正 理恵(社団法人環境情報科学センター)
「TCDDおよびダイオキシン様PCB類の母体曝露が仔動物の高次脳機能に及ぼす影響」
北條 理恵子、掛 山正心(国立環境研究所)

7-2 【巻頭言】
「内分泌かく乱化学物質学会会長に就任して」 森田 昌敏(国立環境研究所)
【研究最前線】
「新任の挨拶と研究領域の紹介」
紫芝 良昌(国家公務員共済組合連合会 三宿病院)
「ダイオキシン受容体リガンドの分類の必要性」
松田 知成、足立 淳、松 井三郎(京都大学地球環境学堂)
「ゴードン会議に参加して」
井口 泰泉(自然科学研究機構・基礎生物学研究所・岡崎統合バイオサイエンスセンター)
「NPO法人「次世代環境健康学センター」の活動について」
森 千里(千葉大学大学院医学研究院)
「SETAC Europe参加報告」
鈴木 規之(国立環境研究所)
「愛媛大学の21世紀COEプログラム」
田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)

7-1 【巻頭言】
「有害性リスク評価における疫学研究の重要性と特徴」 岸 玲子(北海道大学大学院医学研究科)
【研究最前線】
「子どもはカナリヤ?」
北條 祥子(尚絅学院大学生活創造学科)
「植物性エストロゲン(Phytoestorogens)と霊長類の内分泌機能」
清水 慶子(京都大学霊長類研究所・分子生理部門)
「ゲノム情報を利用した内分泌攪乱物質の新しい影響評価法」
曽根 秀子(国立環境研究所/NIEHS in USA)
「次世代環境健康メディア養成プロジェクト」について」
戸高 恵美子(千葉大学大学院医学研究院)
【行政からの最新情報】
「「環境ホルモン戦略計画SPEED'98」の改訂作業について」
上家 和子(環境省環境保健部環境安全課)

Vol 6(2003年度)

6-4 【巻頭言】
「環境ホルモンと軽度発達障害の関係にエビデンスを求めて」 加藤 進昌(東京大学大学院精神医学分野)
【研究最前線】
「化学物質とアレルギー」
角田 和彦(坂総合病院小児科医長)
「化学物質の定量、特にヒトのサンプルを用いたときの注意点」
深田 秀樹(千葉大学大学院医学研究員SRL環境健康医学)
森 千里(千葉大学大学院 医学研究院環境生命医学)
「環境ホルモンによる脳の機能発達障害、PCB・農薬類による遺伝子発現のかく乱」
黒田 洋一郎(東京都神経科学総合研究所/CREST)
「免疫指標を用いた環境リスク検出の試み」
吉田 貴彦(旭川医科大学健康科学講座)
「核内受容体・共役因子のgenomicとnon-genomic作用におよぼす内分泌撹乱物質」
名和田 新(九州大学大学院医学研究院 病態制御内科)

6-3 【巻頭言】
「総合的視点に立った評価・対策を」 松下 秀鶴(静岡県顧問試験研究高度化推進担当)
【研究最前線】
「植物エストロゲンの作用機序とベネフィット評価」
香山 不二雄、荒尾 行知、池田 和博(自治医科大学保健科学講座環境免疫学毒性学部門)
「低用量ダイオキシン曝露と健康リスク」
遠山 千春(国立環境研究所環境健康研究領域)
「男性生殖機能の疫学調査における国際比較の問題点 精子数に影響を及ぼす交絡因子-禁欲期間について-」
岩本 晃明、野澤 資亜利(聖マリアンナ医科大学泌尿器科学教室)
「細胞内シグナル伝達を撹乱する化学物質の新しい分析法」
梅澤 喜夫(東京大学大学院理学系研究科化学専攻)

6-2 【巻頭言】
「生老病死の四苦締と環境ホルモン」 松井 三郎(京都大学大学院地球環境学堂)
【研究最前線】
「ワレカラ類を知っていますか?」
竹内 一郎(愛媛大学農学部生態系保全学研究室)
「cDNAマイクロアレイを用いたビスフェノールAによって変化する遺伝子群の網羅的解析」
田淵 圭章(富山医科歯科大学生命医科学実験センターゲノム機能解析分野)
近藤 隆(同医学部放射線基礎医学)
「異物代謝酵素による内分泌攪乱物質及びその前駆物質の代謝変換とホルモン様作用の修飾」
吉原 新一(広島大学大学院医歯薬学総合研究科)
「サルのトキシコゲノミックス-環境物質ダイオキシンの霊長類への影響解析」
浅岡 一雄(京都大学霊長類研究所)
「トリブチルスズとPCBsと水産生物」
大嶋 雄治、島崎 洋平、井上 英、仲山 慶、本城 凡夫(九州大学大学院農学部研究院)
「内分泌攪乱物質のバイオマーカーとしてのDJ-1とその機」
有賀 寛芳、平 敬宏(北海道大学大学院薬学研究科)
有賀 早苗(北海道大学医療技術短期大学部)

6-1 【巻頭言】
「大英博物館250周年記念展に寄せて」 土井 陸雄(横浜市立大学名誉教授)
【研究最前線】
「周産期における検査の実施と結果の告知」
多田 裕(東邦大学医学部新生児学教室)
「化学物質の環境リスク初期評価」
武井 貞治(環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課環境リスク評価室)
「環境ホルモン物質のリスクとリスクコミュニケーション」
関澤 純(徳島大学総合科学部)
「意図的な情報とリスク報道について」
小島 正美(毎日新聞社生活家庭部)
「胎児の複合汚染状況の情報開示について」
森 千里(千葉大学大学院医学研究院環境生命医学)

Vol 5(2002年度)

5-4 【巻頭言】
「知識のギャップ」 紫芝 良昌(国家公務員共済組合連合会三宿病院長)
【研究最前線】
「食品用器具・容器包装から環境ホルモン暴」
河村 葉子(国立医薬品食品衛生研究所)
「乳幼児繊維製品のプリント部分に含まれるフタル酸エステル類の人工だ液への溶出」
大嶋 智子、野田 勉(大阪市立環境科学研究所)
「海洋漂流プラスチック小粒(レジンペレット)中の微量有機汚染物質」
高田 秀重、間藤 ゆき枝(東京農工大学農学部)
「ポリカーボネート製矯正用ブラケットからのビスフェノールA溶出量」
本郷 敏雄(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科)
日景 盛(北海道医療大学歯学部)
佐藤 温重(昭和大学歯学部)
「化学物質のこどもガイドラインの策定について」
竹田 宣人、野田 功(東京環境局)
「工業用薬剤としての有機スズ化合物の利用とその環境課題」
高橋 真(国立環境研究所循環型社会形成推進・廃棄物研究センター)
田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)

5-3 【巻頭言】
「脳でのトキシコジェノミックスと低用量作用」 黒田 洋一郎(東京都神経科学総合研究所/CREST)
【研究最前線】
「化学物質のエストロゲン様作用の評価-新規エストロゲン応答遺伝子WISP-2を用いた環境エストロゲン暴露評価系-」
稲寺 秀邦(東京大学環境安全研究センター/科学技術振興事業団)
「バイオセンサーとしてのトランスジェニック魚類」
尾里 建二郎(名古屋大学名誉教授)
「トキシコゲノミクスを用いたヒト胎児複合曝露の影響評価法の開発」
森 千里(千葉大学大学院医学研究院環境生命医学)
「DNAマイクロアレイを用いたエストロゲン活性評価法」
木山 亮一、丹治 雅夫*(産業技術総合研究所・*株式会社インフォジーンズ)
「ダイオキシン受容体と女性ホルモン受容体の分子間クロストーク」
大竹 史明、加藤 茂明(東京大学分子細胞生物学研究所)

5-2 【巻頭言】
「環境ホルモンと大学教育」 立川 涼(前高知大学学長)
【研究最前線】
「POPs条約とその対応」
森下 哲(環境省環境保健部環境安全課)
「POPs化合物の分析法」
柴田 康行、高澤 嘉一(国立環境研究所)
「POPsによる途上国の母乳汚染」
田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
「危機に直面しているカスピ海アザラシ」
宮崎 信之(東京大学海洋研究所)
田辺 信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
「POPsの母乳汚染」
堀 伸二郎(大阪府立公衆衛生研究所)
「カネミ油症はPCDF中毒」
長山 淳哉(九州大学医療技術短期大学部)

5-1 【巻頭言】
「WHO/IPCSのグローバルアセスメントの出版を終えて」 井上 達(国立医薬品食品衛生研究所)
【研究最前線】
「内分泌かく乱のメカニズムを考慮した生物試験について」
菅野 純(国立医薬品食品衛生研究所・毒性部)
「HPLC-バイオアッセイ検出法による新規内分泌撹乱物質の探索」
松井 三郎、松田 知成(京都大学地球環境学大学院)
「DNAマイクロアレイ法を用いた内分泌かく乱物質の評価」
渡邉 肇、鈴木 敦子、井口 泰泉(岡崎国立共同研究機構・統合バイオサイエンスセンター、CREST・JST)
「レポーター遺伝子アッセイを用いたエストロゲン様化学物質による転写活性化の種差の検討」
住田 佳代、金子 秀雄*(住友化学工業株式会社生活環境科学研究所分子生物グループ、技術・経営企画室*)
「線虫を用いた化学物質のバイオアッセイ」
有薗 幸司(熊本県立大学)

Vol 4(2001年度)

4-4 【巻頭言】
「環境ホルモンと人類の未来」 堤 治(東京大学医学部産婦人科学教室 科学技術振興事業団CREST)
【研究最前線】
「TBT系船舶用塗料使用禁止のための新条約の策定について」
加藤 隆一(国土交通省 海事局安全基準課国際基準調整官)
「アワビ類における内分泌攪乱と有機スズ化合物」
堀口 敏宏(国立環境研究所)
「TBT IN THE SINGAPORE MARINE ENVIRONMENT」
Chanbasha Basheer,Hian Kee Lee,Koh Siang Tanb Teib Department of Chemistry ,and bTropical Marine Science Institute,National University of Singapore, Singapore
「導電塗膜による電解防汚システムの環境安全性について」
宇佐美 正博(三菱重工業株式会社 長崎研究所)
「有機スズの生殖発生毒性」
江馬 眞(国立医薬品食品衛生研究所大阪支所 生物試験部)
「有害な防汚システム制限条約の採択と有機錫代替防汚塗料の開発状況について」
吉川 榮一(中国塗料株式会社 研究センター)

4-3 【巻頭言】
「環境ホルモンの人への影響研究の更なる充実を」 森田 昌敏(国立環境研究所 統括研究官)
【研究最前線】
「内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)とヒトの先天異常」
平原 史樹%住吉好雄、坂元 正一(横浜市立大学産婦人科 日本産婦人科医会)
「精通年齢(初めての射精年齢)の遅延傾向」
額田 成(神戸市立西市民病院小児科)
「化学物質とアレルギー性疾患」
高野 裕久(国立環境研究所 環境ホルモン・ダイオキシン研究プロジェクト病態生理研究チーム)
「初期胚に対する環境ホルモンの低用量作用」
堤 治(東京大学大学院医学系研究科産婦人科 科学技術振興事業団CREST)
「有害物質への胎児期複合曝露と持続的発展」
長山 淳哉(九州大学・医療技術短期大学部)

4-2 【巻頭言】
「魚類への影響に関するリスク評価のすすめ」 清水 誠(東京大学名誉教授)
【研究最前線】
「ノニルフェノールが魚類に与える内分泌攪乱作用の試験結果に関する報告について」
鷲見 学(環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課リスク評価専門官)
「水生生物に関するPNECの求め方」
若林 朋子(東京都環境科学研究所基盤研究部)
「種によって異なるエストロゲン受容体のリガンド結合能~解析が進む魚類のエストロゲン受容体~」
井口 泰泉、勝 義直(岡崎国立共同研究機構・統合バイオサイエンスセンター、CREST・JST)
「目高も魚の中」
鑪迫 典久(国立環境研究所)
「魚類のメス化-下水道から考える」
高橋 正宏(国土交通省国土技術政策総合研究所下水道研究部下水道研究官)

4-1 【巻頭言】
「政治の中で揺れる環境科学の知見」 塩谷 喜雄(日本経済新聞社 論説委員)
【研究最前線】
「環境ホルモン問題の解決に必要な市民の理解を得るために」
中地 重晴(環境監視研究所)
「思春期をふくめた子どもの実態調査を」
水野 玲子(こどもの体と環境を考える会))
「環境ホルモン問題と検討会の自律性」
関根 彩子(グリンピース・ジャパン)
「消費(者)の社会的責任」
内野 祐(生活クラブ生協連合会『生活と自治』記者)
「環境ホルモンと法律」
神山 美智子(弁護士・ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議副代表)

Vol 3(2000年度)

3-4 【巻頭言】
「環境と脳」 大井 玄(国立環境研究所所長)
【研究最前線】
「環境は脳にどのような影響を与えるか」
中田 力(新潟大学脳研究所)
「脳機能を観察する新手法-近赤外光によるトポグラフィック・イメージング-」
小泉 英明、山下 優一、牧 敦、山本 剛(株式会社日立製作所基礎研究所)
「微量化学物質の中枢神経障害の評価」
齋藤 健、蔵崎 正明、細川 敏幸、藤田 博美(北海道大学大学院医学研究科)
「甲状腺ホルモンなどホルモン系と脳の機能発達」
黒田 洋一郎(東京都神経科学総合研究所)
「内分泌攪乱物質と神経行動異常」
加藤 進昌(東京大学医学部)
「MRIで脳機能を見る」
三森 文行(国立環境研究所)

3-3 【巻頭言】
「野生生物の異常現象」 大島 康行(自然環境研究センター理事長 早稲田大学名誉教授)
【研究最前線】
「野生動物の汚染と生態影響」
藤田 正一(北海道大学大学院獣医学研究科)
「サルに見られる異常現象と環境化学物質」
浅岡 一雄(京都大学霊長類研究所)
「宮内庁鴨場のオナガガモの性比」
杉森 文夫(財団法人山階鳥類研究所)
「カエルが消える」
中村 正久(早稲田大学教育学部生物学教室)
「韓国沿岸域におけるイボニシのインポセックスの現状と有機スズ汚染」
趙 顯書(国立零水大学海洋システム学部)
堀口 敏宏(国立環境研究所化学環境部)

3-2 【巻頭言】
「経気道曝露に係わるリスク評価」 櫻井 治彦(中央労働災害防止協会労働衛生調査分析センター所長)
【研究最前線】
「室内環境中の環境ホルモン物質」
雨谷 敬史(静岡県立大学環境科学研究所)
「ディーゼル排気粉じん中の環境ホルモン物質-多環芳香族炭化水素類の作用-」
木津 良一、早川 和一(金沢大学薬学部)
「ディーゼル排ガスの環境ホルモン作用」
吉田 成一、武田 健(東京理科大学薬学部)
「大気中の環境ホルモン物質(農薬類)」
川田 邦明(新潟県保健環境科学研究所)
「簡便で迅速な精子毒性試験の開発-プロパンの臭素化物を例として-」
大谷 勝己(労働省産業医学総合研究所)
 科学技術庁振興調整費生活者ニーズ対応研究
「内分泌撹乱物質による生殖への影響とその作用機構に関する研究」報告

3-1 【巻頭言】
「環境ホルモン学会の2周年」 森田 昌敏(国立環境研究所)
【研究最前線】
「魚類の性分化と環境ホルモン」
中村 將(琉球大学熱帯生物圏研究センター)
「下水処理水中のエストロジェン様物質の検索」
山田 久(水産庁瀬戸内海区水産研究所)
「日英内分泌撹乱共同研究」
有薗 幸司(熊本県立大学)
「Third SETAC World Congress(第3回SETAC-環境毒性化学会-世界会議)」
堀口 敏宏(国立環境研究所)

Vol 2 (1999年度)

2-4 【巻頭言】
「研究評価と研究費配分」 立川 涼(ダイオキシン・環境ホルモン対策国際会議代表)
【研究最前線】
「内分泌撹乱化学物質の新規バイオモニタリング法の開発」
梅澤 喜夫、小澤 岳昌(東京大学理学系研究科)
「環境ホルモンの影響をビテロジェニンでみる」
原 彰彦(北海道大学水産学部)
「海洋は環境ホルモンの貯蔵庫」
小城 春雄(北海道大学水産学部)
「日本人胎児の複合汚染」
森 千里(京都大学大学院医学研究科生体構造医学講座)
「ゼロエミッションを目指した物質循環プロセスの構築」
藤江 幸一(豊橋技術科学大学エコロジー工学系)

2-3 【巻頭言】
「内分泌撹乱化学物質の研究が示唆するもの」 高杉 暹(横浜市立大学 名誉教授)
【研究最前線】
「転写因子・共役因子と内分泌撹乱化学物質」
名和田 新(九州大学大学院 医学系研究科病態制御内科学・第三内科)
「エストロンの初期鶏胚の発生におよぼす影響」
鈴木 勝士(日本獣医畜産大学獣医生理学教室)
「室内空気汚染による環境ホルモン経気曝露」
柳沢 幸雄(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学研究系)
「生殖器官細胞におけるダイオキシンと性ホルモンとの相互作用」
米元純三、曽根秀子(国立環境研究所)

2-2 【巻頭言】
「環境ホルモン作用の意味すること」 大井 玄(国立環境研究所 所長)
【研究最前線】
「ディーゼル排気ガスの生殖機能への影響と内分泌撹乱作用」
武田 健、吉田 成一(東京理科大学薬学部)
「リガンド-エストロゲン受容体の関係を明らかにする結晶構造解析」
曽根 秀子(国立環境研究所)
「環境ホルモン-魚類に対する影響-」
橋本 伸哉(東京水産大学 海洋環境学科)
「河川水中のエストロジェンとミジンコ繁殖への影響」
尹 順子、石井 善昭、秋中 朋子(株式会社環境管理センター) 
「東京湾の環境ホルモン物質の汚染レベルの歴史変遷-柱状堆積物を用いた解析」
高田 秀重(東京農工大学 農学部)
 内分泌撹乱化学物質研究発表会報告

2-1 【巻頭言】
「国際共同研究の必要性」 井口 泰泉(環境ホルモン学会副会長)
【研究最前線】
「環境ホルモンの数理モデリング」
吉村 仁、飯田 弘之(静岡大学工学部)
「野生哺乳動物におけるブチルスズ化合物の蓄積特性と免疫系に及ぼす毒性影響」
田辺 信介、高橋 真、中田 晴彦(愛媛大学農学部)
「ホルモン様作用”をもつ化学物質と内分泌機構の”撹乱”」
井上 達(国立医薬品食品衛生研究所)
「ヒト生殖と環境ホルモン」
堤 治(東京大学医学部)

Vol 1(1998年度)

1-3 【巻頭言】
「環境ホルモンと市民」 森田 昌敏(環境ホルモン学会副会長)
【研究最前線】
「水環境中のヒトホルモン」
松井 三郎(京都大学)
「内分泌撹乱化学物質の作用機構の解明と新しいスクリーニングシステムの開発」
松島 綱治、稲寺 秀邦(東京大学医学部)
「精子形成に影響を与える要因と環境ホルモン」
香山 不二雄(自治医科大学衛生学)
「ヒメダカを用いた試験法の開発」
横田 弘文、前田 正伸、田所 博・小林 邦男(九州大学農学部)
鶴田 幸成、大嶋 雄二、中園 明信、本城 凡夫(化学品検査協会)

1-2 【巻頭言】
「“環境ホルモン”と産業界と“日本環境ホルモン学会”」 松尾 昌季(環境ホルモン学会副会長)
【研究最前線】
「酵母Two-Hybridシステムを用いたED測定法」
西原力・西川淳一(大阪大学大学院薬学研究科)
「北九州市で発見された過剰肢カエルの発生状況と原因究明」
門上 希和夫(北九州市環境科学研究所)
「有機スズ化合物と解散服即類のインポセックス」
堀口 敏宏(国立環境研究所)
「ダイオキシンの毒性発現のメカニズムの研究」
川尻 要(埼玉県がんセンター研究所)

1-1 【巻頭言】
 鈴木 継美 (環境ホルモン学会会長)
【研究最前線】
「in vivo testと環境ホルモン」
大嶋 雄二(九州大学農学部)

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